4.0 点
リハビリは高齢者の方と接する機会が多くマッサージ師のように体をほぐしてくれるイメージはあります。
もちろん痛みや筋肉の動きの改善などを目的とした手技ではありますが、本来はその人にあった身体機能の維持・向上を目標に生活水準を照らし合わせてリハビリを行っていきます。
私は回復期の病院に勤めていますが、脳卒中や転倒によるケガで動かなかったりする人を多く担当します。
女性のリハビリの方も多く、小さい方も大きな体の人を相手に訓練をします。患者様は体が弱い人が多いので、こちらの手助けも必要な為、介助が必要で思った以上に力仕事ですが、患者様の喜びや笑顔、またリハビリによって身体機能が向上した時はやりがいのある仕事です。
病院は高齢者や脳卒中による認知症の方が少なくありません。
意思疎通が難しかったり、暴力・悲観的な言葉も聞かれ、メンタルケアも必要ですが、自分もそのような環境に慣れていく必要があります。
しかし、中には暴力を振るう方もいるためリスク管理が必要となっています。私もリハビリ中は笑顔で機嫌が良かったのに、突然暴力的になり周りの手助けもあり対応できましたが、予測不能な事も多々あります。
それでも多くの人が優しく、色々な方とお話しをできたり感謝されるお仕事なのでとてもやりがいがあります。
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